装う快楽

流行にもブランドにも詳しくないけれど、おしゃれは大好き。好みの服・靴・アクセサリーを見つけると幸せ。おしゃれのことをしゃべっているだけでも幸せ。

まずは深呼吸

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もうすぐ出る本のゲラと、ひたひたと迫ってくるつぎの本の締切と、そのつぎの本の準備に追われてあわあわしております。でも、今日でまず1冊は校了だ! その勢いで、つぎも仕上げるぞ(とはなかなかいかない)

その合間にいろいろ仕事やら雑務が入ってきて、しかも図々しくも書道のグループ展に出展させてもらうことになり、お稽古にも通うので、とかく気持は焦りがちです。いらいらしちゃいけないいけないいけない、と自分に言い聞かして、一日に何回も深呼吸しています。

深呼吸のやり方をおぼえたのは、やはりヨガのおかげです。

仕事でいきづまったり、家のなかでいらいらすることが積み重なると、深呼吸して、5分だけヨガのポーズ。

気持が少しだけ落ち着きます。

だからって、仕事がはかどるわけじゃないですが。

今日から大学の授業が始まりました。

今季のテーマは「日本人の身体観」......というとたいそうなものに聞こえますが、「なぜ日本でこんなにファッションが盛り上がってしまうのか?」を考えてみましょう、という話です。

世界の大都市でも、おしゃれに敏感で、おしゃれしたーいと思う人口がそれなりにいて、しかもそのおしゃれであることをプラスに評価する都市っていうのは、たぶんニューヨーク、パリ、ミラノ、東京(大阪や博多もあるかな?)くらいだと思います。しかも日本がすごいのは、西欧的な要素に、きわめて日本的な感覚を取り入れて、独自のファッションをつくりだすところ。あと、ファッションのコードがちがう、というのを最近よく考えます。

まあ、そういう私が大好きな分野のお話を学生さんたちと一緒に考えていきましょう、という数か月なのですが、資料にあたっていてかなり強烈に思うのが、日本の産業化・大衆化したファッションが始まったのが、1967年あたりではないか、ということです。

1967年 ミニスカート全盛 ツイッギー来日 総理夫人までミニスカートをはいてしまう。

      昭和元禄と言われる好況でカラーテレビ、クーラー、車が大いに売れる。

      ピーコック・レボリューションという男性が色ものを着るファッションが始まる。

      資生堂イメージガールに前田美波里が登場し、ポスターが盗まれまくる(コスメの時代の始まり)

そういう年なんです。

私は中学生。もちろんミニスカートをはいていました。いまでも覚えています。ジャージー素材のローウェストのワンピースで、上が赤/白ボーダー、スカートが赤のプリーツ。なつかしいなあ。鈴屋で買いました。いや、マミーナだったかな? とにかく専門店で購入した、というのがポイントです。つまりデパートではなく、ファッション専門店というのが隆盛していったのがこの年前後だったのです。

ユース・クエイクと言われる若者パワーが世界中を席捲していました。若いということが、ファッションと結びつけられるようになったのも、この年からだと思われます。

とまあ、そういうことを調べたり、今どうなっているかを考えたりするのは楽しい。

ファッションがものすごく勢いがあったころ。あんな時代は少なくとも日本では二度とないような気がします。     

 朝、目覚めてからしばらく、今日の予定を考えます。

 おもに仕事の計画なんですが、それ以外にも夕飯の献立とか、掃除と洗濯をどうしようかとか、買物するものがあったかな、など家事系のこと、今日は何を着ようかなとかファッション系のこと、そのほか時間があったらやりたいこと、などなど。やらなくてはならないこと、やりたいこと、やっておいたらあとでラクそうなこと、などいっぱいあるので、まずは頭を整理して優先順位をつけ、何時から何時まではこれ、この仕事は〇時間で仕上げる、掃除と洗濯は並行してやって掃除が終わったら洗濯ものをささっと干そう、今日の夕飯は7時30分だけど帰宅が6時すぎるから簡単な献立にしようとか、わりにこまかく時間をくぎって計画を立てます。

 もちろん、朝ベッドのなかで立てた計画通りに進むことなどめったにありません。が、最近では8割達成を目標にがんばります。

 そこで重要なのが「モード」にひたることです。

 ひとつの仕事(家事でも趣味でも)をしている間は、そのモードにどっぷりつかって、ほかのことは考えない。

 朝起きたら、掃除、洗濯モードになる。その間は仕事一切抜き。朝からメールを見る、ということはしません。

 基本的に午前9時30分から午後3時すぎまでは仕事モードなので、どれだけ外が快晴でも洗濯はあきらめるし、買物にも、遊びにも行きません。(3時すぎに一休みと称してお茶を飲んだり、好きな本を読んだりする)

 午後6時30分からは炊事モードなので、できるかぎり頭から仕事を追い払って、ごはんつくりだけに集中する。集中さえしていれば、1時間以内に最低4品はつくれます。

 夜はどうしてもしかたないとき以外は趣味モード。ジムに行くか、お習字をするか、本を読むか、テレビを見ます。最近はどうしてもしかたなくて仕事をすることが多いのが不満です。

 問題は、「モードの切り替え」です。さささっと切り替えられない。たいていその前のモードをひきずります。あと、モードにひたりきっているときには、ほかのモードになれない。仕事モードのとき、外で雨が降っていても気がつかずに洗濯ものをぬらしてしまうことあり。夕飯のあと、趣味・だらだらモードになってしまって、やらなくてはならない仕事になかなかとりかかれない。

 どうやったらスムーズに切り替えられるか。

 いまの課題はそこです。

 

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motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。

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