映画はぴんときた作品だけ見ます。傑作でも大作でもなく、佳品と思える作品だけ。だからか、いつも人がまばらな映画館で、作品の世界にすっぽり包まれて過ごします。
絵がかかっていない壁はよそよそしい。家が冷たい。絵をかけることで、家はあたたかくなる。
と、誰がいったのでしたっけ?
定年を過ぎてから油絵を描き始めた父に、ねだりにねだって一枚、もらいました。
そのために家を改装したようなもの。父のこの絵がかけたい一心で、テレビボードを購入しました。
かけたとたんに、本当に家のなかの温度が微妙にあがったような気がします。
きのうはお客様がいらしたのですが、ちゃんとほめていただきました。
「お父様って、性格がとても明るいかた?」
そう、色が明るい。構図が明るい。80歳を過ぎた父のこの明るさのおかげで、家が明るく、あたたかくなってます。



