観る極楽

映画はぴんときた作品だけ見ます。傑作でも大作でもなく、佳品と思える作品だけ。だからか、いつも人がまばらな映画館で、作品の世界にすっぽり包まれて過ごします。

昨日、銀行のATMにお金をおろしに行きました。

 やや込んでいるなか、ATM機の前にたどりつき、荷物をおいて、さあ、操作しようとしたところケータイが鳴りました。

 たまたま手にケータイを持っていたので即、出たら仕事関連の連絡。急ぎの仕事をやってもらえないか、できれば今日仕事納めなので、今日中に原稿をもらいたい、すみませんが、至急で、という内容。ケータイを握ったままATMを操作し「わかりました。急ぎ送ります」とか言いました。ええ、私が送るのは原稿ですがね。

 すると、警備員がすっ飛んできたのです。

 はい、ケータイでまだ私が話をしているうちに。

警備員「お客様、お振込みでございますか?」

私(ケータイを押さえて)「はい? あ、いえ、引出しです」

警備員「お引き出されたあとにお振込みですか?」

私(ケータイの人に向かって)「あ、ちょっと待ってください」

そこから警備員さんにあれこれ言われたのだと思うのですがたしかではありません。私はケータイからもワーワー言われてあせっていたので、なんかしどろもどろな返答をしてしまった気がします。あせっている私を見て、警備員さんはもっとあせった様子でした。

 私はとりあえずケータイのほうに「わかりました。すぐに送ります。はい、大丈夫です」とか言ってケータイを切りました。

警備員「お客様、テレビや新聞でご存じだと思いますが、ただいま振込み詐欺が横行しておりまして......」

 そして私はやっと、振り込め詐欺にひっかかっているおばさんとまちがわれている自分に気づいたのでした。

 銀行内にいる人みんなに注目されて、顔を真っ赤にしながらごく少額のおカネを引き出してこそこそ銀行を去ったのでした。一応、警備員さんに謝られたけれど。

 そうか、私も「振込め詐欺要注意年齢」なんだわ。っていうか、ATMの前でケータイでしゃべっていた時点で「警戒警報」だったんだわね。

年末のスケジュールを確認していたところ、12月27日(土)に誰かと何かを約束したようなおぼえがあるのですが、どうしても思い出せません。

うーん...BOKEの恥をさらしてしまう。

恐れ入りますが、ジツカワとこの日、何か約束された、という方、メールをいただけますでしょうか?

(意外と家族だったりするかも...とほほ)

 

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motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。

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