読む快楽

活字中毒患者です。朝15分読まないと起き上がれない。最低1時間読まないと眠れない。夢中になって読んだ本を教えずにいられない。おもしろい本、 常時募集中!

韓国版「受けてみたフィンランドの教育」が出版されました。

日本版とはずいぶんと趣がちがっていて、カラー写真満載のまるでビジュアル本です。

娘が韓国語でまえがきを書いたそうです。

教育熱心な人が多い韓国で、どのように読まれるか興味津々ですが、さっそく朝鮮日報にもインタビュー記事が掲載されたとのこと。好意的に受けとってもらえるといいなあ。

 

韓国版Finland(小).jpg

訳了

| 読む快楽 | コメント(0)

終わった。1冊訳し終わりました。ふ~。スケジュールどおり。

毎度のことだけれど、最後は必死になって睡眠時間を削ったりするので、体調が悪化します。

今回も「も、もしやインフルエンザ?」というような事態に。(咳と鼻水が朝だけ出るのです。心配したけれど、ただの風邪ひき。ニュースな人になるかと思ったけれど、ちがった)

しか~し、つぎの仕事の締切が迫っている。解放感にひたっている場合ではない。

明日からつぎの本に取りかからなくては。。。。。やれやれ。

あとちょっとで訳了......というところまでこぎつけていて、頭のなかが訳している本のことだけになっているジツカワです。

でも、外は憎らしいほどの五月晴れ。風もさわやかで、こういう日に走ったら気持ちいいだろうなあ......いかん、いかん、今日のノルマがあるだろー! とあえて窓の外から目をそむけて、ひたすら横文字とPC画面とにらめっとしております。

でも、五月晴れ......1年が5月と10月だけだったら、私ももっとやさしい人になれるのになあ。

さて、もうすでに50冊近くを翻訳してきたわけですが、どんな本を翻訳するときも、気持ちは「釜でごはんを炊く」感じで、実際の進行は「北島選手の200メートル」です。

気持ち→はじめドンドン、なかパッパ、赤子泣いてもフタとるな。ほんと、最初は張り切って始めるんだけれど、なかなか軌道に乗らなくてたいてい中だるみ。半分を過ぎたとたんに勢いがついて、最後は乗って飛ぶように訳してしまって、ミスが出やすくなるので自制する、と。

はかどり具合からいくと、最初はノルマがなかなか達成できず、それに自己嫌悪をおぼえるほどのらくらなんだけれど、ヤバイと思って自分にムチ打つようになると最後の50メートルのターンをしたあとは一気。

いま「赤子泣いても......」と「最後の15メートル」のところです。

そして明日はJリーグ、ガンバは浦和レッズと対戦します。

あ~どきどき。どうかどうか勝てますように! 祈るような気持ちの私をどーんと沈めるニュースが。

G大阪レアンドロとルーカス浦和戦出場微妙

なんでよりにもよって「今」なんだ? 

五月晴れなのにどんよりしそうだったのですが、ふと去年を思い出しました。

去年も今頃浦和と対戦した時には、ガンバは10位。チームはいっこうに勢いが出ず、ヤットと安田を欠いたスターティングメンバーでした。

ぜいたくを言ってはいかんよね。

今年は誰かが欠けても大丈夫なメンツをそろえたはずなんだから、これがチャンスと発奮してほしいな。とくにスタメンを外れている安田とパクと山崎には!

明日はどうか勝ちますように!

nokorou89.gif

「堕落する高級ブランド」

ダナ・トーマス著

講談社

 

書籍紹介をクリックしていただければ、概要をごらんいただけます。

なかなか苦労した本でしたが、翻訳はとても楽しかった。

高級ブランドだけでなく「ブランド」という近代社会が生み出した奇妙な「仕掛け」にはめられる人の心理がわかっておもしろかったから。

それにしても、私もブランドが好きなんだとわかりましたね。

残念ながら、本書で最高級とされるエルメスやシャネルには縁がないのだけれど。

連休といっても、大分に行ってきた以外はウチでごそごそしておりました。

たぶんみんなそんなもんなんだと思います。少なくとも私の周囲では、みんな「仕事が忙しい」とあくせくしています。

でも、せっかくのお休みなので、ふだんなかなか会えない方々とお会いしたり、ゆっくりごはんをつくって食べたり、そういうことも楽しい。

アフリカに行ってらしたかたの話を聞いて帰ってきてテレビをつけたら、なんとお話で聞いたとおりのマリの光景がBSで放映されていて、お、これは私にアフリカに行けというお告げか?(違う)と思ったり。

大分で読んでいた本『逝きし世の面影』(渡辺京二著 平凡社ライブラリー)が近年まれに見るおもしろさで(ちょっと大げさ。でもはっきり名著です!)、眠る前にベッドで読み終わってふ~とページを閉じて、何気なしにそばにある本を手に取ったら、それがこの本で何回か出てきたモースの『日本人の住まい』(八坂書房)で、私は明治のはじめごろの話が好きなんだなあ、とあらためて自覚したり。

ま、そういう出会いがあるからお休みってたいせつなのかもしれません。

明日はひさびさにじっくり仕事ができるようで、うれしいです。

その前に、今日はACL ガンバVS山東魯能があります。

ものすごく荒いチームだそうで、審判もめちゃくちゃらしいし、何より観客がやりたい放題で(昨晩の川崎VS天津戦では、選手に向かってペットボトル投げ放題だったらしい)、正直、試合になるかどうかが不安です。

どうか誰もケガしませんように!

どうかちゃんと試合ができますように!

 

 

 

新刊&セミナーのお知らせ

新刊 「サッカーと独裁者」

アフリカ13か国の
「紛争地帯」を行く
スティーヴ・ブルー
ムフィールド著
実川元子訳
白水社
英国人の著者は
2006年より特派員と
してケニアに在住。ア
フリカ25カ国を取材し
た。多くの宗教、部族
が共存する複雑なア
フリカ事情を理解する
手段として、著者はサ
ッカーを通して取材し、
有力者や市民たちから
多様な本音を聞き出す
ことに成功した。グロー
バル化と民主化運動に
よって生まれ変わろうと
する新生アフリカの深部
に分け入ったルポ。

新刊 「MESH」

「メッシュ
すべてのビジネスは
<シェア>になる」
リサ・ガンスキー著
実川元子訳
モノがあふれて片づけら
れず、使いたいときにす
ぐに出てこない。
最近モノよりコトのほう
が重要になった。
ソーシャル・ネットワー
クもふくめコミュニティ
のつきあいをたいせつ
にしたいと思う。
そういう人にはぜひ読
んでいただきたいのが
この本。
「モノ」より「つながり」、
「使い捨て」より「借りて
まかなう」それが私たち
の生活だけでなく、地球
だって救う。
人間関係から環境問題ま
で、今問題になっているこ
との解決の糸口が見つけ
られ、未来に少しだけでも
希望が持てます。

新刊 「菊とポケモン」

アン・アリスン著
実川元子訳
世界中で人気を集める日本
のアニメやマンガなどのポッ
ップカルチャー。その人気は
どうやってつくられたのか?
米国民族学者が戦後から
現代にいたるまで、子ども
の想像世界を形づくるキャ
ラクターや玩具を歴史的に
追いかけ、グローバルな
人気を獲得した謎に迫る。
米国の大衆文化との比較
が興味深い。

新刊 「サッカーが勝ち取った自由」

チャック・コール著
マービン・クローズ著
実川元子訳
2010年サッカー・ワール
ドカップが開催される南アフ
リカ共和国は長く人種差別
政策、アパルトヘイトが敷か
れていた。圧政と闘い、投獄
された男たちは、生きるため
未来への希望をつなぐため
にサッカーリーグを結成する。
スポーツで自由を勝ち取った
男たちの知られざるノンフィク
ション。W杯のもう一つの真
実が見えてくる。

新刊 人はなぜSEXをするのか?

人はなぜSEXをするのか(小).jpg
「人はなぜSEXをするのか?」
シャロン・モアレム著
実川元子訳
アスペクト
なぜ浮気をしてしまうのか?
絶対不可欠のモテ要素とは?
「生涯の伴侶」を見つけるた
めに必要な感覚は?
私たちの何気ない選択に実
は自然の力が働いている。
気鋭の進化生理学者が遺
伝子、脳、身体、心理のあ
らゆる面から性の謎を解
き明かす。

新刊 英国のダービーマッチ

英国のダービーマッチ(mini).jpg

「英国のダービーマッチ」
ダグラス・ビーティ著
サイモン・クーパー序文
実川元子訳
白水社
英国8都市のライバル関係に
あるサッカークラブ同士で行
なわれるダービーの歴史を背
景に、クラブや市の関係者、
サポーター、ファンから一
般市民のダービーに寄せる
思いを描きだす。ナショナル
ではかれない「ローカル」
の発想を知るうえでも
好著。
motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
since2000.5.19.
カウンタ