青黒を追いかけて

いつの日か引退したら、ガンバ大阪のホームスタジアム近くに住んで練習見学に通い、日本中はおろか世界中ガンバを追いかけて遠征するのが夢です。

ヴィッセル神戸 1-3 ガンバ大阪

得点者:宇佐美

     橋本

     平井

     ポポ(神戸)

 

 後半開始早々にハッシーのゴールが決まったところでテレビを消して習字に行った勝ち組です(いや、ショーキのゴールを見てないからダメか)

 ついに智とフタと明神さんをはずして、高木、武井、宇佐美、平井といった元気印のスタメン。キャプテンマークを巻くのはヤット。コイントスに立ちあうヤットがまぶしかったです。ぐっとテンションあがりました。

 試合はけっして「快勝」ではなく、はらはらどきどき、ひぇぇぇ~ふーじーがーやーさんきゅー、た~か~ぎ~、な~か~ざ~わ~へたくそー、コース切ってシュートうたせるなーーーーー!、た~け~い~どこに散歩にいっとんねん、ひーらーいーそこを外すか!ありえへーーん、みーちーむだなシュートやめてくれ! かーじーさーーーーんミスパスから大ピンチィィィ、みょーじーんさーーーんやばーーーい!......といつものガンバでした。

 ただね、負けた前も書いてしつこいと思われるだろうけれど、ガンバは来年、いや、再来年の爆発に向かって着々と準備を進めているところだから。待ってろ、Jリーグ! 待ってろ、ACL!

 で、今日は試合以外のことでどうしても一言書いておきたい。

 山本さん、解説があまりにうざすぎる! 私は宇佐美のシュートが決まったあと、思わず音を消しました。解説の声だけを消す方法がわからなかったので(そんなもんありません)、あとずっと無音。

 最近、山本さんの解説が聴きたくない一心でサッカーの試合は全部スカパー観戦&録画にしていたのですが、昨晩のようにスカパーにまで進出されてしまったのではいったい私はどうしたらいいのですか? 勝ったにもかかわらず、録画は消しましたよ。人間力の解説を聞かなくてすむように、早くどこかのクラブは山本さんを監督にしてください。(まちがってもガンバには来ないように。来たら暴れる。大抗議する)

 

 

横浜Fマリノス 1-0 ガンバ大阪

得点者:横浜Fマリノスの誰か(たしか天野という選手。記憶がおぼろ)

 

 暑かったです。終わり。

 いや、終わってはいけませんね。なんというか、ガンバのいまの力(のなさ)と、将来(たぶん来年か再来年)への希望の両方を感じて、悔しさとほのかな期待感とが入り混じってスタジアムをあとにしました。

 外国人FW頼みでやってきたことのツケがまわっていること。黄金の中盤(笑)が実はもう勤続疲労によりかなり錆びついていること。若手に経験不足と力不足で最後のひと押しの力が出ないこと。そして何よりも、DFの足と頭が後半にいきなり回転不足になってしまうこと。

 ほら、シロートの私でさえも問題点ははっきりあげられますよ。私でさえもあげられるのだから、相手チームは全員思っていることでしょう。「ガンバ、たいしことない」「後半にカウンターをかければ一発だ」ははは(力なく笑う)

 それでもオプティミスティックに私は考えましたよ。

 もう立て直しではなく、もう一度あらたにチームを作り変える、という意識が持てれば、大丈夫、新生ガンバが見られるってね。でもって、監督以外はたぶん「これまでのスタイルに固執していてはだめなんだ」と考えていると思います。それがわかっていながら身体がついていっていない筆頭が約2名ほどいて、それがいまの大きな問題なのですが、たぶん、今季いっぱいはしかたないだろうなあ。

 昨日、スタジアムから駅に歩いていく途中、10番と33番と13番ユニを着た青黒い若者たち数人が話していました。予想外に明るい声で。

「これまでの試合に比べたらなんぼかよかったで。負けたけれどな」

「京都戦見せられたあとやったから、今日の試合内容やったら負けても希望がつなげるわ。負けたらあかんねんけどな」

「やっと攻撃の形が見えてきたな。期待できる。やっぱり宇佐美はなんかちがう(もちろん33番ユニ着用)」

 後ろから声をかけたくなりました。

「来年に期待しよう!」

 そうやって自分を励まして、さあ、今週もがんばろう!

 

3日間の連休は、文字通りiPhoneとともに過ごしたジツカワです。

やっていることの半分以上がアプリの検索。もっとネット閲覧をするかと思っていたけれど、最近ちょっとネットそのものに飽きてきたこともあり、15分ほどまわったところでやめちゃってます。(でも、試合終了後まもなく、YouTubeでJリーグダイジェストが見られたのには感動したぞ)

iPhone購入動機の1つが「ちゃんとした辞書がほしい」でした。これまでもネットで無料の辞書(英和、仏和、国語、漢字)は使用してきたけれど、なんというかな、探している言葉プラスアルファを見つけるのにふさわしい辞書にネットで出会ったことがなくて、結局紙辞書か電子辞書を引きなおしってことが多かったのです。翻訳では辞書に載っている言葉をそのまま使うことはあまりなくて(私の場合)、つねづね不満でした。私の場合、インスピレーションの手掛かりを得るために辞書を引くってことが多い。そして私がインスピレーションを得やすい辞書があるんですね。つまり私と相性がいい辞書。それは例文の巧みさだったり、言葉の並べ方だったり、語源の説明だったりして、一概には言えないのですが、一つだけ言えるのは「たくさん並べりゃいいってもんじゃないだろう!」という怒りを私に与えない辞書であることが重要。言葉の並べ方や説明に秩序があり、解釈に共感と発見があるのが私にとってのいい辞書です。今のところ、私のお気に入りの英和はランダムハウスで、リーダースやオクスフォード(英英)も使うのだけれど、どうしても「最後はランダムハウス」に行き着きます。私の「脳内グーグル機能」と一番マッチしているせいかな。

それを越える辞書アプリがないか、というのがアプリ探索の目的でした。結論は......今のところ、見つけてないです。しかたなくウィズダムを入れました。これがいいかどうかわからないけれど、消去法でまあこれがいいかな、と。新幹線のなかで仕事をしていたのですが、それには十分用が足りました。

仏和はまだ迷っています。って、迷うほどないけれどね。ロベールしかないよね?(→フランス語専門の方に訊いている)中国語は小学館のを大枚はらっていれました。初心者なので十分役立つし、読んでいるだけで楽しい。実際、朝起きてから「これは中国語でなんというか?」とすぐにiPhoneくんに訊いて楽しんでます。

そのほかアプリ検索でいろいろ楽しいし、iPodも活用しているし、iPhoneで当分楽しめそうです。

連休は大阪の実家へ。ええ、ええ、ガンバの「伝説の試合」を観戦した勝ち組です(えばっていいよね!)。ヤットのロスタイムゴールの直後は、泣きましたよ。身体がふるえて、自然に涙がこぼれました。W杯のFK以上の感動だったかも。やはりガンバで、しかもナマ観戦での感動は最高です。試合内容は......でしたが、もういいんだ、そういうことは。ルーカスが骨折で離脱だそうですが、そういうことは悔やんでもしかたない。若手を成長させるチャンスと腹をくくって、がんばれ、ガンバ!

父が私のiPhoneを見てすごくうらやましがって、iPodnanoを購入したい、と言い出したので一緒に電機店に行きました。身体の自由がしだいにきかなくなって、よろよろしている父ですが、炎天下のなかを「iPodを買う!」という執念で杖をつきながら行く姿にちょっと感動。CDから楽曲を取りこむ方法を教えながら、「でも、お父さんには無理だろうなあ」と思っていたら、今朝電話があり、さっそく新しいCDを10枚以上取り入れて聴いている、とのこと。アルバムのリストが見えないので拡大鏡を使っているそうです。音量の調節一つにも苦労しているようですが、それでも新しい機器を使いたいというその意欲に感動。86歳の挑戦、がんばれ!

いやいや、タコ並みの予想能力を持つジツカワですよ(自慢)。スペイン、見事に優勝! これで私のtotoも優勝!

前半が終わったところで、zaburouさんに「オランダに退場者が出て、それから試合が動きますね」と送ったら、そのとおりになりました。ま、それはあの主審のイエローカード大放出を見ていれば誰でもわかること。後半の15分までに7人が1枚ずつイエローをもらうというオランダが、退場者を出さずに乗り切れるわけがありませんでした。(とくに前半、デヨングがシャビ・アロンソにキックボクシング並みのキックを入れたときには、「こいつを退場にしろ!」と殺意をおぼえましたよ)

それだけファウルをくらい、ときには危ういプレッシングを受けながらも、スペインは最後の最後までパスにこだわっていました。前に大きく蹴ってどうにかしてちょうだいサッカーではなかった。それはトーレスの不振(結局ケガだったんですね)により、前で受けて落してなんとかしましょうという2トップ体制が機能しなかったこともあるんでしょうが、それにしてもこまかいパスと長いサイドチェンジを織り交ぜた「パスワーク」の美学をつらぬきましたね。スイスに負けたときに、少しはあきらめるかと思ったら、決勝の延長戦にいたるまでパス、パス、パス。

そして最後の最後に結実。得点シーンのセスク→イニエスタのパスは美しかった。あれがスペイン・サッカーの真骨頂なんじゃないでしょうか。

どこにでも顔を出して、ボールを落ち着かせるシャビもすばらしかった。いつまでも見ていたい選手でした。2008年ユーロよりも、シャビはボールを失わず、パスミスもぐっと少ない。まだまだ進化している選手なのだな、と感心します。

振り返れば2006年の決勝は、試合自体はまるでおもしろくなく、見せ場はジダンの頭突きだけというさびしさでした。

それを思うと、今回の決勝は3時30分に起きる価値が十分ありました。シャビのふところの深さ。イニエスタのトラップの見事さ。ビジャのポジショニングと裏に抜けるスピード。セルヒオ・ラモスとカプテビラの上下動。プジョルのボール奪取力。カシージャスのセービング能力。オランダではスナイデルのシュート能力。(嫌いだけれど)ロッベンのドリブル。見どころは山のようにありましたね。2006年決勝DVDは一回も見直さないままお蔵入りですが、2010年今年の決勝は何回も見直すと思います。

スペイン、優勝おめでとう!

優勝するのにふさわしいチームが優勝して、ほんとうれしいです。

朝3時30分に起きてスペインVSドイツをスカパー観戦。

この観戦に備えて早寝早起きを実行してきました。

予想に反して、スペインがポゼッションしまくりのいつものスペインだったのに対して、ドイツはミュラーの欠場がひびいて縦へのきわどいボールが入らない。クローゼは相変わらず前を向かすとこわいけれど、そのクローゼにボールがわたったのは前半2回のみ。加えて、なぜかポドルスキーがさえない。シュバインシュタイガーはいつも通り......のはずなんだけれど、フォローがないのでボールを持っても前に出せず、しかたなく出すバックパスと横パスは見事にスペインに拾われる。

で、スペインがよかったか、というと......やっぱりワントップはきついなあ。ビジャとトーレスの2トップだからこそ「攻撃的パスサッカー」が生きるスペインでしょう。トーレスが大不振だからしかたないとはいえ、それならもう一人得点力がある、たとえばダリオ・シルバあたりを持ってきたらよかったんじゃないの。ビジャがボールを持つと3人のデカイドイツ選手が囲むので、ときにビジャが別の意味で消されておりました。あれではビジャは生きません。シャビが何回となく裏を取るパスをビジャに出していましたが、何せ強力なドイツCBだからシュート体勢まで持っていけない。

これじゃPKかFKしか点が入らないんじゃないか、と思っていたら、CKからなんとプジョルがヘディングでたたきこんでスペイン先制! やっぱりね。スペインはこれまでの反省からか、中盤からのプレッシングをものすごく強化して、ピケとプジョルが「魂の跳ね返し」をやっていたし、ドイツは危ないときには必ず前線の選手(クローゼ、ポドルスキー、エジル)まで自陣に帰って守備をしていたので、流れのなかからの得点はとてもむずかしい、と思っていました。

今回のW杯では先制されると負ける確率が非常に高いし、しかも先制点が68分という時間だったので「これでスペイン勝つな」とひそかに心のなかで凱歌をあげました。

その理由は、まあ、スペインを応援している、というのがあるのだけれど、大会前に仲間内のW杯予想で、私がただ一人「オランダVSスペインの決勝戦」を予想していたから。「日本の最初の得点者=本田」を当てたのも私一人だったので、これで私の予想は一人勝ち。もう優勝ですよね。あとビジャが得点王になってくれたら文句なしです。

ただし、私は日本がグループリーグを勝ち抜くと予想していなかったし、ウルグアイとパラグアイがこれほど善戦することも予想していませんでした。(でも、ブラジルとアルゼンチンは決勝まで残らないと思っていた。南米予選を見ていて、これじゃなあ、とため息をついていたから)

残すところ、あと2試合。長い1か月が終わろうとしています。l

もしドイツVSオランダだったら起きる元気がなかったかもしれませんが、スペインVSオランダはぜひ見たい! 

つぎは得点を頼むぞ>ビジャ

昨晩のトークセッションは無事終了。多くの方にご来場いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

とくにご来場いただいたガンバサポの方々から「ブログを読んでます」「またスタジアムでお会いしましょう」と声をかけてくださったことがうれしかった! トークの内容も、ガンバサポ魂を炸裂させてしまいました。岡田監督のことはさておき「西野さんならこうやっていた」とか、言いたい放題な私でした。他チームサポはもとより、代表サポのかたがた、ほんとすみません。

南アフリカ帰りのmimi-gaさんからブブセラをいただきました。会場でいきなりふって吹いていただきました。(「恥ずかしい」と言いながら吹いてくださったmimi-gaさん、ありがとうございます!)。あのひと吹きで、南アフリカが実感できましたよね! 一瞬「ブー」とやってもらっただけなのに、相当の音量! これがいくつも鳴り響いていた会場のやかましさが想像できて、W杯の盛り上がりを池袋で実感しました。

さて、今朝のニュースでは、リバプールが遠藤ヤットに興味を持っているとか。彼の能力に関してはまったく問題はないと思うので、移籍が実現するといいなあ、と心底願っています。が、昨日のトークショーでも話しましたが、いま、欧州のサッカークラブは、ビッグクラブであっても深刻な財政危機です。リバプールの財政危機はすでに1年以上前からささやかれてきて、よほどのホワイトナイトがあらわれないと早晩破たん、とまで言われています。かといって、今のこの経済状況では買い手ははたして見つかるでしょうか? ロシアやアメリカのファンドへの売却も、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドを見ていると地元が反対するだろうなあ。いや、それ以上にロシアやアメリカが食指を動かすとは思えない。あとは中国かインドだけれど、それももろもろの理由で実現度が低い(費用対効果をしつこく求めてきそうだし、そもそもサッカーにどの程度興味を持っているのかわからない)。そのリバプール、なんと看板のスティーヴン・ジェラードも手放すと言っているのですから、戦力の凋落は必至。そうなると来季は今季の7位を確保するのも厳しいでしょう。そんなクラブが、たとえ移籍金ゼロだったとしても(ありえないけれど)、30歳の英語が話せない日本人を獲得するのは、シロート考えでもむずかしそうです。

というようなことを考えつつ、あと3試合、W杯をたっぷり楽しみたいです。

昨晩、mimi-gaさんからいただいたおみやげのブブセラとW杯向け南アフリカのガイド冊子、拙訳書『サッカーが勝ち取った自由』、そしてつぎに翻訳する"Africa United"を、日本戦のときに着用していたヤットの代表ユニとともに記念に残します。

2010W杯記念ブブセラ.jpg

世界のサッカー・日本のサッカー 魅力とその裏側 木村元彦+実川元子

スペシャルトークセッション

http://www.hakusuisha.co.jp/news/2010/06/post_252.html

 

いよいよ明後日にせまってきました。

アルゼンチンVSドイツ戦の前ではありますが、ぜひ足をお運びくださいませ!

たぶん......W杯については、日本代表の今回の戦いぶりとこれからの日本のサッカーについて、木村さんと私、実川がひそかに(でもないけれど)応援しているチームについて。また木村さんが近刊『オシムからの旅』で書かれているサッカーと「民族」意識について、私がつぎに翻訳する予定のアフリカ・サッカーと民族・政治問題について、などいろいろ語り合いたいと思っています。

W杯観戦が10倍楽しくなること間違いなし! お待ちしております。

(知り合いの方は私にメールくださって『参加表明』でもOKですよー!)

■日時:2010年7月3日(土)19:00〜21:00

■会場:ジュンク堂書店池袋本店 4階喫茶

□入場料:1,000円(ドリンクつき)

□定員:40名 □受付:1階 案内カウンターにて。電話予約承ります。

ジュンク堂書店 池袋本店     TEL.03-5956-6111 FAX.03-5956-6100

※予約方法等詳細につきましてはジュンク堂書店HPのイベント情報をご覧ください

 http://www.junkudo.co.jp/tenpo/shop-ikebukuro.html#talk-ikebukuro

ラウンド16が終わって、ガーナ以外はすべて1stラウンドを1位通過したチームが残りました。

いまのところ、私の好きなサッカーをしていたのは以下の3チーム。

1>チリ、2>韓国、3>メキシコ

みんなラウンド16で消えたけれどね(汗)どのチームも弱点をつかれての敗戦だったけれどね。でも、果敢に「これだよ、俺たちのサッカーは」とがんがん攻めていったところが小気味よかった。私は前を向いて攻める姿勢を持つ選手が好き。そういう選手をサポートするチームが好き。見ていて楽しいパスサッカーが好き。なので、この3チームが好き。洗練さには欠け、試合は「あ~、そんな無謀な、肉を切らせて骨を断つようなサッカーでいいのですか?」と突っ込みを入れたくなるような内容であっても、つねに「何かが起きるのではないか」とわくわく感を持たせてくれる。

いまのところ、「この選手が見たい!」と思わせるのは

1>エジル(ドイツ)。今回はあまり「をを! そのパスを通すのか!」と思わずうなって得点が決まることが少ないのですが、そのなかにあってエジルのパスはすごい。シュート力も抜群。エジルはまちがいなくいまドイツのNO1プレイヤーでしょう。ポドルスキーやクローゼをうまくつかっている。ピッチが3次元、かつ俯瞰で見えている選手です。バラックが怪我で出場できないことで私はドイツを優勝候補から外していたのですが、エジルがいるなら「優勝、あるね」と切り替えました。

ちなみに「をを! そのパスを!」と叫ぶべき選手は、いうまでもなくブラジルのカカーですが、まあ、通すパスもさることながら、受けるほう(ルイスファビアーノとロビーニョ)の天才っぷりがハンパないので、私はあえて叫びませんでした。

2>ビジャ(スペイン)。ああ、すてき、ビジャ。顔といい、体格といい、サッカーといい、もう120%私の好みです(赤面)。得点のすべてが好き。何回でも見たい。技術もスピードも(私にとって)世界一。得点王、ねらってください! 私の予想では準決勝でドイツとあたるはずなので、これが私の「My favorite 決勝」です。

3>サンチェス(チリ)がんばるあなたが好き、と耳元でささやいてみたい(→バカ)ブラジルとの試合後に、どこでもドアを開けて「よくやった」と背中をさすりたくなりました。実はあまり出番がなかったのだけれどね。でも、いかにも南米系FWで、足元がうまくて、ゴリ押しもできて、ポストプレイもうまくて、ああ、ガンバに来てくれないかなあ(→バカ)

日本は消えたけれど、W杯はまだまだ続きます。

次期日本代表監督に今回チリを率いたピエルサさんがあがっているとのこと。まあ、むずかしいだろうけれど、決まったらうれしい。

 

試合直後、思わずツイッターに「不完全燃焼。こんな試合を『よくやった』で終わらせてはいけない」なんて書きこんだら、翌朝の朝日も日経も見出しが「完全燃焼 日本代表」。脱力しました。はぁ~。

W杯はもはや日本代表にとって、その場に立つだけで満足するものではなくなった......という認識に変わったのがこの南アフリカ大会なのだと思います。前回、デンマーク戦に勝ったあとで「階段を3段あがった日本代表」と書きました。3段上がった以上。3段目の地点からの戦いをすべきだった。もっと上にのぼっていくために、何をしたらいいのか、何がしたいのか、そんなことを見せたらよかった。

いまは「たられば」を言うときではなく、この試合でできなかったこと、「不完全燃焼」させてしまった原因を突き止めることが重要なのではないでしょうか。そして、つぎの1段はどの方向に踏み出すのか。直近、のぼろうとしている階段はよじのぼらなくてはならないほど高いのか。そんなことを見定めるのがいま、日本代表を応援しているすべての人たち(選手、監督、何よりも日本サッカー協会とJリーグにかかわるすべて)がやらなくてはならないことなのだと思います。

昨晩の試合の前に、実はひそかに「0-0だろうなあ」と思っていました。でも、そうなってほしくないので「とにかく点を取れ~」と同志にメールをしたのですが、やはりかなわぬ夢でした。現監督がこれまでやってきたサッカーを考えると、8強をかけた戦いではよけいにリスク回避が優先されるであろうことは十分に予想されました。(その昔、横浜FマリノスVSガンバで『攻撃は2人だけ。あとはずっと引きこもり』というサッカーで何回煮え湯をのまされたことか)このサッカーを続けて、その先があるとはとても思えない。現監督もそれを重々承知しているので、今回でやめるとおっしゃっているのでしょう。

3段上った階段を、どどどっと下りてしまう(すべりおちてしまう)ことも簡単です。そして、つぎのW杯までは階段ではなく、坂道をじりじり辛抱強くあがっていかねばなりません。

昨晩の試合で取りこぼしたもの。取りたくても取ることが許されなかった(資格がなかった)もの。それを取りに行かねばなりません。

ヤット、あなたの悔し涙をピッチ上で見たのは初めてです。ぜひブラジルでは歓喜の涙を流してください。あなたはきっと一番「不完全燃焼」を感じているはずだから。

 

日本 3-1 デンマーク

得点者:本田

     遠藤

     トマソン

     岡崎

 

 22時就寝、3時20分起床。

 娘とともに観戦しました。

 本田のFKが決まってまず座ったまま2人でハイタッチ。でもこのときは2人とも冷静。「ちょっと早すぎたかなぁ。これで守りに入ったらだめだよね」

 2回目のFK。ボールを置きに行った本田。そばに控えるヤット。

「まあ、FKで決まるのって1試合に2度はないよ」。まだ冷静な私。

 ヤットのFKが決まった瞬間、こわれました。まず飛び上がって、2人で踊った。つぎに涙線決壊。以後、試合最後まで涙線はゆるんだまま。

 でもね、カメルーン戦のときよりはるかに落ち着いて見ていられたのは、守備に関して安心したせいかもしれません。

 中沢と闘莉王と阿部ちゃんが、もう鉄壁。この3人と川島がいれば、アルゼンチンにも完封できるような気がしました。

 それにしても、本田。もう「持ってる」とかいう表現じゃ足りないですね。オランダ戦と打って変わって、ボールがきっちりおさまって、しかも前を向ける。進化しました。

 ヤットはいつものヤットに戻って、つまり、すばらしかった。

 今回のW杯の1次リーグ3試合で、日本代表は階段を3段くらいあがったような気がします。自信がついたのが大きかったけれど、自分たちに何ができるかについて冷静に分析して、足りないところを補う以上に、できることを120%やれるようになったことが大きい。

 まだまだ、もっとやれるはず!

 つい先日、埼玉スタジアムの対韓国戦で凹んだときには、まさかこんな歓喜を味わうとは思っていませんでした。あの現場にいた5万7千人の誰一人予想していなかった結果。

 とにかくまずは挑戦権を得ました。

 がんばれ、日本代表!

(補足:いま我が家に滞在しているフランス人留学生(2人)が6時前に起きてきて、踊っていた私と娘を見てびっくりして「どうしたの?」。「日本が勝った! 3-1だよ! 勝った勝った。決勝リーグだ!」というと、ものすごく悔しそうな顔で「そう。そんなに喜ぶこと?」とか言いました。ザマ(ry)

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motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。

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