青黒を追いかけて

いつの日か引退したら、ガンバ大阪のホームスタジアム近くに住んで練習見学に通い、日本中はおろか世界中ガンバを追いかけて遠征するのが夢です。

ぶるぶる、なんでこんなに寒いんですか?

クリーニングに出す予定だったダウンをまた引っ張りだしてますよ。

そんな寒さの上に雨が降っていたきのう(3月30日)の万博。

私は東京でスカパー観戦。現地観戦のざぶろうさんにメールしても返事がないと思ったら、手がかじかんだ上に雨が激しくて、とてもメールどころではなかったそうです。

それはともかく、やっとこさっとこガンバリーグ戦初勝利です。公式戦(ACL全南戦にひきつづき)連勝! 

れんしょう、レンショウ、連勝、いい響きです。

きのうのMOMは私としてはルーカス。攻守にわたって実に献身的かつ効果的な働きをしていました。

ガンバの選手のミスがぐっと減りました。相手がトラップしやすいパスを出すので、パスがきちんとつながるようになりました。つまり、意思疎通がやっとうまくいくようになった、ということです。去年はツネさんが抜けたものの、新しいメンバーはいなくて、一昨年の積み重ねの上にチーム作りをしていたので、パスミスをあまり見なかったのですが、今年のこれまでの試合ではパスミス、鬼パス、トラップミスの連続。サイドチェンジをしてラインを割ることなんかめったになかったのに、開幕戦の千葉戦ではプレスがかかってもいないのに安田がラインを割ったのにため息が出ました。

でもきのうはそういう単純ミスが非常に少なかった。相手のヴェルディと比べてもその差はあきらかで、夜にごはんを食べながらFC東京VS京都、神戸VS磐田の試合をチャンネルを変えながら見ていても、ガンバの選手たちの基本的技術のたしかさをあらめて確認しました(多分にひいき目入ってます)

前線からのプレッシングに関しても、ボールの奪い方がうまくなったし、ボールを奪いにいったときにはすでにほかの選手たちがパスコースに入るために走っているので、試合のリズムがぐっとよくなりました。

観ていて楽しかったな。ひさびさに。

それにしても明神大先生がすばらしすぎて、なんかもう、そのプレイの一つ一つに見惚れてしまいます。瞬間瞬間を永久保存しておきたい。

 

............

???????

苛々苛々苛々

怒怒怒怒怒

???????

..................(寝よっ!)

 

 

 

おしまい。

 

 

 

としたいところだけれど、やっぱりひと言いっておきたい。

いったい岡田監督はなにをやりたいんだ? サッカーにかぎらず、代表(クラブもだが、代表はとくに)監督がやらねばならない第一は「ヴィジョンを描いて、それを示す」ことである。

ヴィジョンとは一戦ごとの戦術なんかじゃない。勝敗云々でもない。

日本代表というチームを、いったいどんなチームにしたいのか、ということである。

オシム前監督はそれをドシロートの私にまでわかる形で示そうとしていた。

選手たちも理解しようとしていた。

「日本化サッカー」と呼ばれたそれは、個の力に頼るのではなく、攻撃においても守備においても数的優位がつくれるように、90分間一瞬たりと頭も足も休めないサッカーではなかったのか?

きのうの選手たちは局面ごとにはたしかに走ってがんばっていたが、頭が働いていたのは半分くらいの選手だけで、しかも働いている時間も局面だけだった。つまり、自分の近くにボールがあるときしか頭も足も動いていなかった。

とくに阿部と山瀬と大久保はそれがひどかった。いったいどうしたのだろう? 山瀬と大久保は(オシムのサッカーをやってこなかったから)しかたないとしても、阿部の気の抜けようはただごとではなかった。フィードのよさ、ボールの読み、一番深いところから構築するサッカーの醍醐味を一番わかっているはずの阿部なのに、きのうやっていることといえばまったく意味のない蹴り出しばかり。浦和で頭を使わないことを覚えてしまったのか?

頭も足も使っていないことを端的に語っていたのが、パスコースの少なさだった。ケンゴウがボールをもって出しどころがないことが再三再四。ヤットが入ってなんとかパスコースが2つくらいはできるようになったが、それまでは危ないバックパスをすることしかできない。巻にポストプレーをさせるのは意味がない、ということをどうしてわかってあげないのだろう? スペースをつくろうと必死になって動く巻がせっかくつくったスペースを、無駄につぶしていく山瀬と大久保。途中で涙が出そうになってしまった。巻が不憫で。、

欧州組が入ったら変わる? けが人が復調したらきっともっとよくなる?

バカいってんじゃない。

監督にヴィジョンがないかぎり、誰が入ろうが、誰が復調しようが、サッカーはよくならない。

オシムさんが築こうとしていたあのサッカーが、砂の城のように洗いながされていくのを見た気分で、哀しく、むなしかった。

岡田さん。ヴィジョンをもってください。描いているヴィジョンが魅力的なものなら、結果はおのずとついてきます。

 

は~、うつ。

試合後に思わず歌っちゃいましたよ。

♪ちょんぶりころころ

ガンバんこ

どつぼにはまって、さーたいへん。

ミネイロ出てきてさようなら

ルーカスありがと、また今度♪

 

なんかもう、国際的恥さらしみたいなガンバでありました。

ミネイロが左SBとしてスタメンで出場した時点で、ひそかに「終わったな......」とへこみ、明神大先生がスタメンじゃないと知って「失点やむなし」のいやな予感が。

でもって、いやな予感以上の悪夢が待っていました。

いや~酷かった。守備も攻撃もまったく形にならず、全部酷かった。全力でミネイロとヤットのしりぬぐいをさせられたフタと智に私は同情を禁じえません。

この負のスパイラルにはまりつつあるガンバを救えるのは指揮官、にしのんのみ。

その監督は「今年は性格を変えなくちゃ」とおっしゃっとります。

そう、いまこそ性格を変えてください。

固まらないで、涙目にならないで、いまこそ大決断を!

ヤットを休ませる決断ができるのは、あなただけです。

正直、試合が終わったときにはACL予選リーグ敗退はもうしかたない、Jリーグも下位低迷じゃないの? 今年のガンバはもう終わっちゃうかも......とへこんだくらいでした。

それを察してか、同行者が「まだ終わってへんよ。まだまだや。あきらめたらあかん。あきらめなかったらきっと何かがある。何かわからへんけど、何かがあるねん」と同じく涙目で励ましてくれました。ありがと、そんきちさん。あの一言がなかったら、私はあの場でチケット全部破り捨てていたところでした。

遅ればせながら土曜日の開幕戦。

実はひさびさ......いや、はじめて万博の開幕戦に行きました。そのほか地域のガンバ開幕戦には行ったことがあるんですけれどね。

開幕はわくわくしますね。公園東口駅を降りながら急ぎ足でバックスタンドに向かう途中、思わず指を折って数えてしまいました。

うん、あと10か月はわくわくが続くわけだよ。がっくりくることも多いだろうが。

さて、試合のほうはといえば。

つまらなかった。

開幕は毎年、あれ? な感じが多いのですが、なんか波に乗れないというのか、いくら新メンバーがいるとか、代表組7人があっていないとか、いいわけを探してみても、つまらない。ガンバのパスサッカーはいったいどこに消えたのでしょうか?

その最大の原因は

遠藤の不調

そしてつぎに大きいのが

そんな遠藤をスタメン、フル出場で起用する西野監督

にあります。

遠藤は不調なんてもんじゃなかったですね。フィジカル、メンタルともにすでに燃え尽き症候群。どうするんですか? 開幕から燃え尽きちゃってるJリーガーなんて。カネ払って見せるパフォーマンスじゃない。客に失礼だろ、おまえ、と何回となくつっこみました。

しかも彼に引きずられてほかの選手まで冴えなくなる。土曜日はほんと、川★みたいに「こんなガンバは見たくない」と席を蹴立てて帰りたかったですよ。

西野さん、今年は性格を変えるんじゃなかったんですか? ヤットは絶対じゃないんです。ヤットも駒の一つでしかないんですよ。あなたが一番いやがって取り除いてきた「くさったイチゴ」に通じるものがありましたよ、きのうのヤットは。

ゲームを通してずーっといらだち、ミスのたびにいたたまれなくなり、最後にはすっかり沈黙してしまったダメサポの私ですが、ただ二つの光明は「水本と佐々木」でした。

佐々木は加地のケガがなければベンチ入りもなかったと思うけれど(たぶん倉田を入れていたはず)、加地よりはるかに希望の持てるクロスを右から上げ続けていました。

水本は「これでガンバの10年は安泰だ」と思わせるくらい能力が高かった。水本さん(いきなりさんづけ)、ガンバに来てくれてほんとにありがとう。

そしてもうひとつ思ったこと。

このチームの中心は、実は山口(守備)と二川(攻撃)になるんじゃないか。

ガンバに欠かせないのは遠藤だとずっと思ってきたけれど、どうもちがうような気がするこの2年。ヤットはジャパンの中心になってもらって、ガンバにはときたま顔を出してくれるのでいいよ。調子がいいときだけ。それくらい土曜日のヤットには幻滅した。

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 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

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 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
since2000.5.19.
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