青黒を追いかけて

いつの日か引退したら、ガンバ大阪のホームスタジアム近くに住んで練習見学に通い、日本中はおろか世界中ガンバを追いかけて遠征するのが夢です。

 ガンバのエース(ということになっている)バレー選手がUAEのクラブ、アルアハリに移籍が決まった。

 なんでも年俸3億円。

 ガンバはバレーと3年契約を結んでいるので、違約金もふくめて移籍金としてどうも10億円近いお金が払われるらしい。

 今朝、これを読んでしばしどよーんと暗くなったのだが、仕事が終わって買物に出かけ、知り合い(サッカーを知っている人)に「まーたエースが移籍だ。ぶちぶち」とグチったら、「でも、こないだ(たぶん5月くらい)会ったとき、バレーに放り込みを始めて、ガンバのサッカーがさっぱりおもしろくなくなった。バレーを外すことを考えないと、この先がない、と言ってたじゃないですか」と言われ、はっと思い出した。

 そうだった。

 去年のシーズン終わりかけのころから、バレーめがけてさい銭クロスを放り込みまくるサッカーを始めて、しかもそれがさい銭ならともかくちっともご利益なくばらばらと散るだけのゴミクロスとなるのを見て「あれじゃー、バレーのマグロン化だ。ガンバは5年前のつまらんサッカーに戻る気か」と憤慨したのだった。

 今年、いや、去年の10月くらいからガンバのサッカーがおもしろくなくなったのは、バレーの勘違いが始まったことが原因だと思う。

 ブラジル人FWの勘違い。 得点できるのは、100%自分の能力だと思ってしまうこと。

 ちがうって。サッカーは11人でやるんだよ。

 で、勘違いが始まると、テキメンにガンバのサッカーに勢いがなくなる。

 毎年秋から失速するのは、ブラジル人FWが「俺にボールよこせ」「俺に任せろ」になってしまい、一人でなんとかしようとして空回りするのが半分以上の原因だ。

 と、私は信じている。

 少なくとも2003年に沈んだのは「マグロンだのみ」と、マグロンの勘違いが始まったからで、2004年の後半にマグロンを切ったところからめざましい進化が始まったのを見れば、あながち外れてないと思う。

 で、アラウージョとかマグノ・アウベスなら、一人で何とかしてくれるところが大きかったけれど、バレーじゃなあ・・・・。

 今年、このままだとかなりキツイなと思っていたし、サッカーそのものもおもしろくなかったので、ギアチェンジするための一つのチャンスなのかもしれない。

 と、思うことにする。

 じゃないと、なんかほんとに暗くなるもん。

 禍転じて福となす。いまのガンバなら、きっとそれができる。と信じてる。

 それにしてもオイルマネー。

 すごいね。

 世界はオイルマネーでまわっている。

 ちがった。

 世界はオイルマネーにまわされている。

 バレー、元気にまわされてきてね。サッカーと生活面では日本みたいにいかなくてなかなかつらいだろうけれど、きみならきっと大丈夫。かわいい女の子と出会えたらいいね。

 ところで、今日の夕飯。

 ゆで豚(みょうがとしそを添えて、ゆず胡椒で)、ロメインレタスとアスパラとトマトとラディッシュのサラダ、豆腐と大根の味噌汁、玄米ごはん。

 ラディッシュとロメインレタスを買ったときには、バーニャカウダをつくろうと思って、頭のなかで「冷蔵庫にアンチョビがあった」と思っていたら、なんと、ない! アンチョビなしのバーニャカウダのソースにしようかと思ったが、別モノになることは想像がついたのであきらめました。明日はぜったいにアンチョビを買ってバーニャカウダを食べるぞ!

ジェフ千葉 0-1 ガンバ大阪

@フクアリ

得点者:山崎雅人

 

 スタジアムで大阪や名古屋からやってきた仲間たちとの会話はもっぱら「新スタジアム構想」

 ガンバもいよいよインターナショナルなスタジアムをつくる、という記事が読売新聞の一面に出て、しかもクラブからも肯定しているコメントのニュースリリースが出て、もうワクワク。もしかすると、ショボイ試合内容より新スタジアム構想についての話題に終始した感あり(苦笑)

 試合は、もどかしく、半分あきらめモードが漂うロスタイムに、交代出場して数分後の山崎くんGOAL!

 目の前でボールがネットを揺らしているのを見たときには、一瞬何が起こったのか信じられなかった。(直後に全員でハイタッチ、ハイタッチ、叫びまくりだったからもある)

 しかも平井→ルーカスだと思っていたら、前でつぶれていたのはハッシーだったし。

 タイ戦も交代してファーストタッチでGOALってことがあったし、山崎くん、ほんといい仕事するなあ。

 監督にしてみたら、采配ズバリで、もうタマンネっとつぶやきたいところだっただろう。

............と、ここで。

 前半17試合と、ここ最近、やたらと「遠藤がいない」と連呼、強調されるガンバを振り返ってみての感想は、ひとこと

「しぶとい」

 対戦相手のサポ、監督全員から言われるのが「今年のガンバは近年にないしょぼさ」ということ。

 ほんと、試合内容は???・・・という感想しかないようなイキのなさ。勝っても負けても引き分けても、相手チームの選手は「今日のガンバの出来なら、勝てる試合だった」とおっしゃる。

 いや、ほんとそのとおりです。勝てたら「よく勝てたな」、引き分けても「妥当。むしろよく負けなかった」、負けたら「妥当。点差があまりなかったのがふしぎ」ってなもん。サポでさえもそう思うし、現にキャプテンの山口も、試合後のコメントの第一声がつねに「試合内容がよくなかった」w

 だが、それでもPOWER8と呼ばれる夏の8連戦が7戦終わったところで、5勝1敗1分け。6月の中断前に10位(1試合少ないとはいえ)を3位まで引き上げ、しかもヤットを欠いてこの成績は悪くない。いや、むしろ立派といってもいい。

 で、前半戦のMVP、もしくはMost Improved Personは、中澤聡太選手

 1試合ごとに落ち着きとうまさと信頼感を増していくそのパフォーマンス。シジクレイとはちがった意味で、ガンバ4バックCBの味を出している。いいねーいいねー。

 もっと厳しくなるだろう後半戦だが、いやいやこのしぶとさで意外にいいところに食い込んでいくかもしれないね、ガンバは。

なぜかいまひとつ自分のなかで盛り上がりに欠ける「北京オリンピック」

今日、仕事の打ち合わせであーだこーだブレストやっていたとき、一人が「そういや、そろそろオリンピックだし」といいだし、別の一人が「で、いつからだっけ?」「8月だよね」「8月......末?」「はじめじゃない?」「いや、お盆のころだ」「どれくらいやってんのかな?」......なーんだ、いまいち盛り上がっていないのは私だけじゃなかった。あとの3人は若者で、スポーツに興味がある人たちなのだが、なんかどーでもいい感じでそのまま終わってしまった。

オリンピックは8月8日からですよー!

今日、サッカー男子18人の発表があった。

ショックだったのは、青山(直)@清水エスパルスがメンバー入りしなかったこと。たしかにリーグではあまり調子がよくないみたいだけれど、予選を勝ち抜けたのはあきらかに青山選手の力があったからこそ。とても好きな選手だから、ほんとに残念。ガンバから「オリンピックに出たい」というワケわからん理由で移籍したどこかのヘタレよりかはずっとチームスポーツに向いている選手だと思うんだけれどな。

ガンバからは安田ミチが選ばれた。ほっとした。

このところ、ガンバのことを書いていないのは遠藤選手トと播戸選手の病気のことがあって、とても書く心境にならなかったから。とくにヤットは、前のシドニーでのくやしい思いがあるから、オーバーエイジ枠で出てほしかった。その代り、という気持ちでミチにはがんばってほしい。いや、ミチにはミチなりの気持ちでがんばってほしいけれどね。

そこまで言っておきながら、で、日本は予選リーグでどことあたるんだっけ? などとふとわからなくなっている時点で盛り上がり欠如がばればれ。(注:対戦相手はアメリカ、ナイジェリア、オランダです)

オリンピック......私のなかで一番盛り上がったのは、1964年の東京オリンピック。チャスラフスカという体操の選手にあこがれて、できもせんくせに平均台(高さ50センチもない)で片足立ちしてみたり、いまのフェルプスみたいなスピッツという金メダルとりまくりの水泳選手があまりに強すぎて腹立って、向かいの家で飼っていたスピッツをにらんでみたり。なつかしい小学生のころですよ

※いやはや、ショランダーでしたよ。東京オリンピックで金メダルをいっぱいとったのは。まちがいを指摘してくださった方、ありがとうございました。

 それにしても8月の北京。かまどじゃないのかな? コンディションを保てるかどうかが、勝負を分ける気がする。 

3冊入稿で目の前が暗くなった理由はつぎのどれでしょう?

①徹夜しても終わりそうにないと思ったから。

②過労で倒れるかもしれないと思ったから。

③ガンバの試合観戦ができないと思ったから。

 

はい、もうすぐにわかりますね。③です。泣きそうになりましたよ。実際、ちょっと泣いたし。

でも、そう、ガンバのためならとがんばりました。

だからそろそろ柏に出撃だわ。

 

でも正直、今日はほんとに勝てる気がしません。

プラス材料は柏だけ。(休養十分。フランサ復帰。李くん爆発。サイド攻撃やられまくられそう)

ガンバはマイナス材料ばかりです。(バンちゃん、ヤットが原因不明の発熱で離脱。倉田と寺田がケガで離脱。疲労蓄積。いったいどこまで......)

もう悲観を通り越して、悲壮感さえただよういまのガンバ。

柏からへこんで帰ってきそうですが、大丈夫、今夜はヤケ酒を飲んでもOK。

なにせ、とりあえずのノルマはクリアしたもんね。

やればできる子なのよ、私は。だから、やればできる子になってください、ガンバも。私の勢いをつけるためにも。

新刊&セミナーのお知らせ

新刊 「サウンド・バイツ」

アレックス・カプラノス著
実川元子訳
"Take Me Out"で2004年に世界的にブレークしたスコットランドのロックバンド、フランツ・フェルディナンド(バンド名は、響きがよいから、という理由で、サラエボ事件で暗殺されたオーストリア皇太子の名前をつけたとかいう)のヴォーカル&ギターのアレックス・カプラノスが、ワールドツアーで食べたものをつづったエッセイ。

新刊 「巨乳はうらやましいか? Hカップ記者が見た現代おっぱい事情」

スーザン・セリグソン著
実川元子訳
早川書房
1470円(税込)

新刊 「受けてみたフィンランドの教育」

実川真由・実川元子著
文藝春秋
1600円(税込)

新刊 世界の作家32人によるワールドカップ教室

白水社
マット・ウェイランド ショーン・ウィルシー編
訳:実川元子

新刊 あきらめること あきらめてはいけないこと

文藝春秋
ゴードン・リヴィングストン著
実川元子訳
motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。
since2000.5.19.
カウンタ