青黒を追いかけて

いつの日か引退したら、ガンバ大阪のホームスタジアム近くに住んで練習見学に通い、日本中はおろか世界中ガンバを追いかけて遠征するのが夢です。

天皇杯準決勝

ガンバ大阪 1-0 横浜Fマリノス

延長後半117分に山崎さんのGOALが決まった瞬間、感極まりました。

今年はいったい何回ガンバの試合で感極まり、しかもそれを演出したのがザキさんのGOALだったでしょうか。

山崎雅人くん、移籍してきてくれてほんとにありがとう! そして結婚おめでとう!

 

明日はいよいよ決勝です。

天皇杯を大阪に!

もちろん応援に行きます。

2009年、ガンバにとってどんな一年になるか。それを決めるたいせつな試合です。

それはともかく、元旦を国立でガンバを応援できるのは、ほんとしあわせです。

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ガンバ大阪 1-0 パチューカ

得点者:山崎雅人(ガンバ)

 

準決勝の対マンチェスターユナイテッド戦後の肉体的精神的疲労が心配だったのですが、少なくとも前半はそれを感じさせない集中力のあるゲームをやっていました、ガンバは。ただし、後半はぐでぐで。足が重そうだった。

何度も決定的なチャンスをつくるなかで、ついに生まれた山崎くんのGOAL! これが最終的に決勝点になりました。

山崎くん、すごいな。移籍してきてくれて、ほんとにほんとにありがとう。どうしても得点がほしいときに、必ず点をとってくれました。

今年8点(!)とった外国チーム相手の山崎君の得点のなかで、忘れられないのは、アウェイ、チョンブリ戦で交替してファーストタッチでとったヘディングゴール。

シリアまで遠征して、アル・カラマ戦で決めたGOAL!

そして、「赤い悪魔」のお怒りをかきたてた1点目の見事なGOAL!

たぶん、どれも全部一生忘れられないと思います。おおげさでなく。

試合は、パチューカもばてばてだったおかげでその1点を守りきってなんとか勝利。終わった瞬間、みんな喜んではいたけれど、どちらかといえば「疲れ果てました」という表情でした。

まだ天皇杯で優勝して来年もACLに出場する望みが残っていますが、どうかなー。たぶんヤットと監督は「優勝するのは義務」とか思っているのだろうけれど、あとのメンツがそれについていけるかどうかが問題です。とくにケガを抱えながらがんばってきた明神先生と二川大先生はもしかすると天皇杯に出場することさえ無理かも。

今年、ACLに再挑戦し、運も味方につけて優勝し、CWCに出場して世界一のチームとも対戦して3位になり、いま思うことは2つ。

ひとつ。よくぞ、選手層の薄いなかでここまでできた! 

今年は開幕時から厳しかった。代表に5人もとられ、チーム作りがまったくできない状態でJリーグ開幕。開幕時から加地を怪我で欠き、ACLの初戦もまさかの引き分け。へたれ水本とストライカーのバレーがシーズン中に移籍。バンちゃんとヤットが病気で長期離脱。その期間の頼みの二川もケガ。オリンピックにいった安田もケガ。悪夢の10試合勝ちなし。

でも、そのなかでこれまでのガンバにはなかった「ゼロトップ」(勝手に名付けた)のスタイルが編み出され発動。中盤の構成力は随一なんだから、中盤で点をとっちゃおう、という考え方みたいで(勝手に考えた)、ヤットがすごく点にからむようになって息を吹き返した。

あと、佐々木と山崎と、なんといってもルーカスという移籍してきた選手が活躍してくれました。3人とも迷いはいろいろあったようですが、最終的に持ち味を存分に生かしてこれまでのガンバにはない味を出してくれました。

とはいってもです。はっきり言うと、選手層はおそろしいほどに薄かったです。期待していた若手の台頭もついに見られず、監督もつらかったのではないかと。

だからこそ、今年のガンバのACL優勝には価値がある、と思いました。能力が抜きんでた選手が大勢いたチームがとった優勝ではわけはない。日本人が大半のチームで、チームとしてとった優勝です。ヤットがインタビューのたびに「サッカーは11人プラスサブや監督やスタッフ全員でやるもの。誰かがいるから勝てる、というものではない」という意味が、ようやく実感としてわかりました。

ふたつ。チームがめざすべきものがはっきりした、ということ。

それはもちろんリーグ優勝だったり、ACL優勝だったり、CWC優勝だったりというタイトル獲得ではあるのですが、それ以上に、ガンバがめざしているのは「ガンバ・スタイル」だというのを、内外ともにはっきり示せたのが今年だったのではないか、と思います。

簡単に言ってしまうと、パスをつないでGOALを奪う、というのがガンバスタイル。

必ずしもそうでないスタイルも多いし(がちがちに守ってカウンターとか、ロングボールを放り込んで強力ストライカーに一発たたきこませるとか)、相手によって戦い方を変える、というチームも多いなかで、世界一のチームに対しても、J2に対しても、はては高校生に対しても同じスタイルで戦うのがガンバ。

監督以下、全員が「相手がどこであれ、ガンバのスタイルで試合をします」と言い続け、そのとおりにやってのけ、通用するところがあると思わせた。それが、今年のACLであり、CWC3位でした。

他チームのサポの方に「ACLは本当に楽しいです。自分が応援しているチームが、スタイルをどんどん洗練させていって、自分たちはこういうサッカーをする、という意図を明確にしていく過程が見えます。それはもう本当に楽しい!」と言ってます。Jリーグでももちろんそれは見えることもあるのですが、まったく知らないチームと試合をすることにより、よりはっきりスタイルがつくられていくのではないか、と思うのですね。

来年、ガンバがまたACLに出場できるかどうかは5分5分だけど、でも、出場できたらきっともっとガンバスタイルは磨かれていくだろう、と期待です。

ガンバ大阪 3-5 マンチェスターユナイテッド

得点者:ヴィディッチ(マンU)

     Cロナウド(マンU)

     山崎(ガンバ)

     ルーニー(マンU)

     フレッチャー(マンU)

     ルーニー(マンU)

     遠藤(ガンバ)

     橋本(ガンバ)

 

 タイトルを書きながら自分でも笑ってしまった。

 世界一のサッカークラブ、マンチェスターユナイテッドと我らがガンバ大阪の名前を並べて書いてしまうんだから。

 昨晩、横浜国際競技場からの帰りの東横線で、私たちの横に立っていたおじさんと若者の2人連れ(たぶん会社の上司40代と部下30代)の会話に、世間一般のきのうの試合の感想は言いつくされていただろう。

部下「〇〇さん、誘っていただいて本当にありがとうございました。今日は本当に楽しかったです。今年一番、興奮しました!」

上司「そうだなあ。楽しかったなあ。酒を飲まなくてもこんなにスカーッとした気分になるとはなあ。いいもの見たよ」

部下「正直、〇〇さんから18000円と言われたとき、どうしようかと思ったんですけれど、一ヵ月分の飲み代を節約しても行く価値がありました。ありがとうございます!」

上司「マンU、すごかったなあ。世界一のチームだというのがよくわかったなあ」

部下「目の前でクリスチャンロナウドとかギグスとかルーニーとかが走っているのを見たとき、もうアドレナリンが出まくりましたよ。......でも、もっと興奮したのはガンバのゴールでした! ロスタイムに橋本が豪快にたたきこんだときには、俺、頭のなかで何かが切れてものすごい叫んでしまいましたよ」

上司「マンUのすごさを実感させてくれたのは、ガンバのおかげだなあ。ガンバにありがとうと言わなくちゃな」

 いえ、どういたしまして...とは言いませんでしたが、ちょっと誇らしかったです。

 ただ、サポとしてはやや複雑な気分でした。ケータイに、試合を見ていたという方からお電話をいただき「おめでとうございます」と言われたのですが、いったい何がめでたいのかわからなくて「え?」と絶句してしまいました。今朝は、サッカーのことを何も知らず、たぶんマンUの選手の名前と顔はほとんど一致しない妹から「おもしろい試合だった。日本代表よりずっといいんじゃない? とにかくボールが動く、人が動く、つぎに何かが起こりそうな感じがずっとして、おもしろかったわー」と言われたときも、うれしい半面やや複雑な気分に。たぶん選手も監督も似たような気分なのではないかと思います。

西野さんも会見で

「このゲームを面白いと感じられると、非常に厳しいものを感じる」

と言ったと報道されました。(関係ないけれど、私は西野さんの会見コメントを読むたびに、敗戦のときのほうが的確なことを言っている、と感じます。勝ったときはワケのわからないカタカナが出過ぎ。タフとパッシングサッカーとアタッキングサードはちょっと封印してもらいたい...)

この言葉につきますね。

面白ければいいってもんじゃない。ガンバとしては、やらなくてもいい得点を相手に与え、決めるべきところで決めなかった。それができていれば、勝負はもう少し変わっていたかもしれない。

それにしても実力の差がありすぎた。だいたいにおいて、入場のときに並んだ映像を見たとき、体格がまったくちがって、こりゃ比較にならない、とどきどきしたくらいで。技術、走力、スピード、ジャンプ力、戦術眼、アイデア、すべてが次元のちがうものでした。

ただ、「ガンバのサッカーをやる」という方針は、90分間(ロスタイムを入れると94分間)、監督も含めて全員が徹底してやりとおした。それは誇りに思えました。ガンバのサッカー=パスを回して前へ前へとゴールに迫る、というもの。無駄な蹴りだしはやらなかったし、ラインは終始高く保っていたし(だから失点するんですが...痛しかゆしですな)、ボールを奪われてもたえずしかけたし、最後の最後まで勝利をあきらめなかった。

もう一つ。

きのうはフィールドプレイヤー全員が(ガンバもマンUも)実によく走っていた。オシムさんが「走れ走れ」とおっしゃっていた意味が、ようやくわかりました。走らなければ何も始まらない。どれだけ質のいい走りができるかが、勝負を分けるのですね。走ることのたいせつさをあらためて知りました。マンUといえども、走らない選手はあかんのですよ。

ハッシーの「ウェディングゴール(来年結婚することを発表したあとの、今季初ゴール)」と山崎へのアシストも、すばらしい走りから生まれたものだったし、バンと山崎くんの追い込みも最後まで切れずにすばらしかった。

で、その意味でジツカワ的MOMはマンUではナニ。ガンバでは明神さん。

最後の最後まで非常にレベルの高い走りで、チームを機能させていました。

 

いつか、ほんといつになるかわからないけれど、ガンバが本当の意味で「おもしろいサッカーをやるチーム」として世界の土壌で試合ができる日がくる! このサッカーをやっていれば、そんな夢がきっとかなう! そう思えた祭りのあとでした。

 

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昨晩、マンチェスター・ユナイテッドの超有名選手が成田に降り立った映像を見たときから、アドレナリンがばーっと吹き出したみたいでわくわくが止まりません。

でも、仕事しなくちゃいけないので、必死です。

なぜか心臓がばくばく言っているのに、頭は仕事モード。

あああ、早く木曜日が来てほしいような、でもずっとこのわくわくを楽しんでいたいような、もうどうしよう...。

ガンバ大阪1-0アデレードユナイテッド

得点者:遠藤

行ってきました、豊田スタジアム。

前の晩はプレッシャーで(大笑)よく眠れず。

たぶん、ACL決勝とはちがうアデレードになって登場するだろうと予想はしていたのだけれど、案の定がんがんにプレスをかけてきました。おまけにガンバの出足が悪くて、硬くなっているんだか、お疲れモードなんだかミスを連発。とくにヤットが最初の20分間、調子があがらずいまひとつだったのはどうしてなんだろう? 

それでも得点はヤット。フタのループ気味のパスをバンが落して、走りこんできたヤットがGKをまたぬき! 

終了後のコメントで、ヤットが「二川がボールを持った瞬間にイメージがわいたので、走った」と言っていましたが、フタとヤットの息のあったところを見せた美しいゴールでした!

ただ、それからあとがどうもいまひとつ。GKと1対1になったルーカスがぺナ中で転んだり、ヤットのミドルがわずかに外れたりとチャンスはあるけれど決めきれないことが響き、佐々木についでフタが負傷退場。その後は「肝が冷える」とはこういうことをいうのかというハラハラドキドキの10分あまり。そこをなんとかしのいで勝利。

終わった瞬間は、その場にへたりこみそうでした。うれしい、というより安堵のほうが先だったな。

そして今日、つぎの対戦相手、マンチェスター・ユナイテッドがやってきました。

マンUは以前親善試合で見たことがありましたが、今度は本気の対戦ですよ。

これはすごいことです。でも、夢のようだ、とか、対戦できるだけでも幸せ、なんてことは言いませんよ、私は。

あくまでも勝負をかけて、ぜったいに勝つ という気持ちで戦ってほしい!!

守って守ってカウンターができないガンバは、攻め上がったスキをつかれてボコボコにされるかもしれません。でもぜったい勝つ、という気持ちで戦えば、きっと何かがつかめるはず。

極東の地でさえも、よほどのJリーグ好きでない限り知らない弱小チームが世界に挑戦です!

もう今から眠れそうにありません。

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motoko
 人生でたいせつなものは本とサッカーと料理とファッションに教えてもらった、などと言ってみたいモノカキの日常

PROFILE

 職業はモノカキ/翻訳業。書いていきたいテーマは「女」「子ども」「衣食住」。得意技はなんでも一晩寝ると忘れること。

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