Glamorous Life

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何回見ても泣けます。今季初ゴールがなんとも貴重な決勝点となった渡邊千真選手のゴール!
本人も泣きました、と言ってましたが、そりゃ泣けますよね。嬉しいです。
試合後に、ピッチに倒れこんで担架で運ばれた藤春選手。もうからだの中に何もなくなるほどで立たなかったそうです。2ヶ月半ぶりの実戦でいきなりフル出場。そりゃ倒れますよ。
実はね、試合前に同志にぶつくさ言ってたんですよ。先週、復帰戦としてJ3の試合に前半だけ出場した藤春選手が、あまりに周りと合わない、というか、バックパス連発で守備もあやしい様子を見て、こりゃ復帰はまだまだと思ってたのにいきなりトップで先発。「無理じゃないの?前半で交代させるつもりなわけ?」とか言ってたら、なんとフル出場。プレーも悪くなかったです。前半限定ですが。
ガンバのターンの時間もあったけど、後半に入るとほぼ鳥栖のターン。ポスト、ばー、ヒガシさまとヨングォン大将、そして、井手口闘犬のおかげで5点は防げました。
ヤットさんも言ってましたが、ピンチはすべて単純で重大なミスから。ペナに近いところでのボールロストと、セカンドの拾いそびれで後半の攻撃は機能せず。負けと、そこからの降格圏まっしぐらに暗くなりました。
救ってくれたのが、交代で入った渡邊選手とアデミウソン選手。拝みたいです。
期待のスサエタ選手も拝めたし、充実の遠征だったかな。
ただ、矢島、福田、高江の3選手が心配です。個人的に、もしかしたらスサエタ選手よりもプレーを見たい選手たちなので、宮本監督、ぜひぜひ今後も続けて起用してください。 お願いします!
 
 

5年前のちょうど今頃、父の死期が迫っていることを医師から告げられた私たち娘は、母にそれをどう伝えようかと悩んだ。話し合った末に、主治医から母にやんわりと伝えてもらうことにしたのだが、それでも母が受けたショックは予想を超えて大きく、しかも私たちが思ってもみなかった反応だった。
母の第一声は「私には家族がいなくなる!」だったのだ。
「お母さんは私たち子どもを家族と思っていないの?」と聞く私たちに、母はきっぱりと答えた。
「あなたたちにはあなたたちの家族がいるでしょ? でも、お父さんがいなくなったら、私には家族はもういない。私の面倒を見て大事に思ってくれる家族はもういなくなるのよ。私は一人になってしまう」
以来、私は「母にとって家族とは何か?」に始まり、「私にとって家族とは何なのだろう?」と考え続けている。なぜなら、母と私の関係がぎくしゃくし、葛藤を生んでいるのが「家族観の違い」に起因することがわかってきたからだ。
母にとって家族とは「価値観と規範を共有し、互いに絶対の信頼を置くべきで、何があっても助け合うべき人間関係」を意味している。親の価値観や規範を子は踏襲すべきで、それは子が成人しても、自立しても、自分の家庭を築いても変わらない。それが母が考える「あるべき家族像」だ。
私は50歳を超えてもなお、事あるごとに母から「あんたの言うことはおかしい。間違っている。親の私の言うことを聞きなさい」と叱られていた。そして馬鹿正直に「いや、お母さんの言うことのほうがおかしい。私のことだから私の思うようにする」と言っては喧嘩になり、それが度重なっていくうちに、私は母から「家族」と認められなくなってしまったわけだ。
それでは私にとって「家族」とは何か。家族とは、究極のセーフティネット、と私は考えている。できるかぎり自立して生きていくのが基本だけれど、いよいよどうしようもなくなったときに、頼り、頼られる存在、それが家族。
母の家族観と一致しているのは「互いに信頼を置き、助け合うべき人間関係」という点だ。
だが、価値観や規範の共有は家族には必要ないし、むしろ異なって然るべしだと私は思っている。価値観なんて、育った環境や世代によって異なる。たとえ子どもといえども、成人して自立した生活を営んでいる人に、親だからという理由だけで、私と同じように考え、同じような規範に従って行動すべきだ、とはまったく思わないし、強制なんかしたくない。むしろ、子どもには私とは異なる価値観を持ってほしいし、できるならもっと柔軟で多様な価値観を持っていてほしいと願う。
ただ、人生、思うようにいかないことのほうが多いし、生きてりゃ失敗の連続だ。いよいよ行き詰って立ち往生してしまったときに、たとえその人のやったことが自分の規範に照らして間違っていると思っても、「私の言うことを聞かなかったあなたが悪い」「そんなのは自業自得だ、自己責任だ」と見捨てるのではなく、「もうしょうがないね」とため息をつきながらでも手を差し伸べる関係が「家族」ではないか。
究極の事態におけるセーフティネットとなるためには、日頃の関係構築が必要だと私は思っている。そして「この人なら信頼がおける」と互いに思える関係を築くには、距離の取り方が肝心。自立した大人同士として互いの生活を尊重し、互いの領域にやたらと踏み込まず、価値観や規範を押し付けあわないこと。相談されたら「私ならこうする」と言っても、「あなたはこうするべきだ!」とは言わないこと。
それは家族だけでなく、他人との人間関係ではないか、家族ならもっと親密でなくては、と言う人もいるだろう(母のように)
だが、血縁だけを根拠として、もしくは法律に基づいて「家族」を定義し、「家族ならこうするべきだ!」と言うのはなかなかにむずかしくなっている、と思うのだ。
日本は未曾有の高齢化社会となり、私より上の世代でも単身世帯が急増している。若者たちの雇用も不安定で、安心して子どもが産めて、育てられる環境にあるとは言いづらい。そんな時代を踏まえた上での「家族観」が必要になっている。
おそらくあと20年経って、私が母と変わらない年齢になったとき、私にもセーフティネットとしての「家族」が必要となるだろう。もうそれは避けられないこと。セーフティネットとなるのが子どもたちである可能性は今のところは高いけれど、でも、子どもにかぎらなくてもいいと思う。友だちとか地域の人とか、もしくはその道のプロだったらもちろんのこと、子どもだったとしても、日頃から信頼関係を築く努力が必要になる。セーフティネットとなってくれる人と、「家族」関係を築く努力を続けていくことーーそれこそ、21世紀を生きる上で心しておかねばならないことかもしれない。

きのうは久々にサッカー日本代表戦をテレビで見ました。2022年カタール開催予定のFIFAワールドカップ2次予選、vsミャンマー戦。
富安選手と橋本選手に好印象を持ちました。いや、好印象どころではないな。ほかの選手に比べるとあまり見たことがなかったせいかもしれませんが、「え! 日本代表にこんなすごい若手がいたのか!」という驚きがあった、というのが本当のところ。相手がミャンマー代表ということを差し引いても、この2選手のテクニック、落ち着きと積極性がすばらしい。
反対にうんざりしたのが、解説と実況です。
久保、くぼ、KUBOって、いったい久保選手に何の恨みがあってそこまで名前を連呼するのか、と言いたくなりました。
久保選手はたしかにすばらしい逸材だと思います。それは認めます。
でも、これからでしょ? たしかに今もテクニック、賢さはすごいと認めますが、名実ともに世界のトッププレーヤーとなるためには、まだまだ足りないところもいっぱいあると思うのです。ま、あくまで久保選手をFC東京とかコパ・アメリカの数試合を見ただけの私の意見ですが。
逸材が逸材のままに終わるか、それとも大きく成長して世界的プレーヤーになるか、という大事な時期に、メディアが妙な煽り方をしたことが足を引っ張るって事例が、日本だけでなく世界を見回しても、いっぱいあるんですよね。デビューから1年くらいは「逸材」の片鱗を見せていて、メディアにさんざん持ち上げられたけれど、その後消えていった選手はいっぱいいます。
永遠の逸材で終わってしまった選手のデビューから消えるまでをつづったノンフィクションをこないだ書評しました。
"The Next Big Thing~How Football's Wonderkids Lose Their Way" by Ryan Baldi
(「フットボール批評の洋書案内で紹介しています)
直接の原因は伸びなやみだったり、怪我だったり、クラブや監督とうまくいかなかったり、家族がろくでなしで足を引っ張ったり、本人がプレッシャーに負けて道を踏み外したり、するのだけれど、遠因が煽るだけ煽って消費してポイ捨てするメディア、というのはもうお決まり……という内容です。
メディアがスターを欲しがるのはとてもよくわかります。スターを出さないと「売れない」ですものね。「視聴率とれない」ですものね。
でも、煽って、消費するだけしまくって、ちょっとダメだったり飽きたら斬り捨てるって、それこそが逸材を逸材のままで終わらせてしまうやり方、と私は思います。
メディアが「大人」として若手の逸材に対してとるべき姿勢は、消費するためのスターにしないこと。それに尽きるんじゃないでしょうか。
いいプレーにたいして称賛するのも、ミスに対して批判することも、どちらもとても大事なんだけれど、メディアはちゃんと何がよいて、どんなミスをしたのか、そしてそれが今後の成長にどうつながっていくのか、という視点で伝えてほしい。ただ、わーわー一プレーごとに絶賛しているだけじゃ、サポーターと一緒です。
大成しなかった「逸材」に「所詮、それだけの器だった」だけで終わらせるのは、本当に失礼だと思います。消費物じゃなくて、たいせつな人間なんですから。
というわけで、私は昨晩ピッチに立っていた選手たちに対して、年齢に関係なく、もっともっと成長していく姿を期待して、また代表選を見ようって 気持ちになりました。
ただし、テレビ観戦だったら実況や解説が聞こえないようにしよう。 

 

そろそろガンバ公式から発表あるかなー、破談になったなんていまさら言わないでよねーと待っていた発表がやっとありました。
マルケル・スサエタ選手が加入! アスレチック・ビルバオで12年間中心選手として活躍していたそうです。すみません、私、知りませんでした。WOWOWで見ているのはバルサ中心だったりするから、ああ、ごめんなさい。
でも、アスレチック・ビルバオには実は縁があるんです。って、無理やり個人的な縁を作っているだけですが。
まず、2004年に試合を観戦したことがあります。しかも、サンセバスチャンにホームを置くやはりバスクのクラブ、レアル・ソシエダとのバスクダービーだよ。
オフィシャルショップを訪ねて、スタジャンを購入しました。
つぎに翻訳した本「PK 最も簡単なはずのゴールはなぜ決まらないのか」(カンゼン)の著者ベン・リトルトンから、「アスレチック・ビルバオの育成はすごい!」という話を何回も聞かされました。ベンさん曰く「アスレチック・ビルバオこそ地元に根付いたクラブだ。地域をあげてクラブを支援している」という話。科学的手法を用いた育成に力を入れていて、サッカーだけでなく(というかサッカー以上に)選手たちの学業に力を入れ、選手生活以降のキャリア形成も地域で考えている、という話も聞きました。
と、ビルバオに行ったことがある、試合を生観戦したことがある、クラブの話を聞いたことがある、なんてことは、スサエタ選手がガンバでどんなプレーを見せてくれるかには直接関係がないのですが、妙に親近感が湧いてくるのです。スサエタ選手のプレー集のYouTubeにも好感を持ったし。

ところで、スペイン北部にあるバスクの街ビルバオにも、私はとても好感を持ちました。その街の空気を吸ったときに「ここに住みたい!」と思う街ってそうそうないのですが、ビルバオは「住みたい街ベスト3」くらいに入る街でした。1回しか行ったことがないけれどね。
どうしてかっていうと、まず私はスペイン料理と言われているものが苦手なんだけれど、ビルバオで食べたバスク料理は私の胃袋にあいました。おいしくて手頃なレストランもあって、通りすがりの旅行者でも気軽に入れて、そこそこのお値段でおなかいっぱい食べられた、っていうのも好感度をアップさせています。
つぎに、商工業都市なので、街に活気があって、人々に余裕が感じられたことです。中都市くらいでしょうが、こじんまりしていながらおしゃれで賑やか。世界的に有名な現代美術館もあるし、劇場もいい。街を歩いている人たちのファッションも感度が高かったです。
すでに15年前の話ですから、今はずいぶん変わっているのかな。

バスクのクラブからガンバに選手がやってくる、というので興奮気味に思い出話を書いてみました。
何はともあれ
!Bienvenido! Markel Susaeta!!!
(スサエタ選手の名前をマルケスなんて書いていました。マルケル、とガンバ公式に表記されていますね。失礼しました)
 

FC東京が代表選の関係で飛車角落ちだったことを考えると、手放しでは喜べばませんし、先取点がとれずにいるうちに相手に思うように2点とられるという悪夢実現みたいな展開にあせりましたが、ともあれアウェイゴールのおかげでなんとか準決勝のステージにあがりました。
宇佐美ーパトリック頭ゴールが生まれたのは、もちろん2人のコンビネーションが云々という意見もあるでしょうが、私は7割くらいがNACKスタのゴール裏を埋め尽くしたガンバサポの声援の力が大きいと思います。
台風の前触れのあやしい空模様にもかかわらず、
猛暑に湿った空気がなだれこんで蒸し蒸しの不快な気候にもかかわらず、
台風上陸の予報ゆえに試合時間が急遽繰り上がったにもかかわらず、
交通機関が止まるかもしれないという情報にもかかわらず、
ゴール裏とバックスタンドを埋めたガンバサポには本当に頭が下がります。
(はい、私は別件の仕事で群馬県に行ってました、すみません)
選手や監督はもちろんですが、フロントやガンバ関係者の皆さまにお願いしたい。
地元はもちろんですが、全国に散らばる熱い(ときに暑苦しい)ガンバサポがチームを支えていることを忘れないでいてほしいです。
はい、勝手に応援しているだけです。
自己満足かもしれません。
でも、ガンバの勝利を見たい、明るい未来を感じたい、というサポの切実な思いを汲み取ってほしいな、ときのうの蒼く染まったゴール裏とバックスタンドを見ながら思いました。

ハラハラのリーグ戦は続きます。
残留をかけてまた胃が痛くなる日々が続く中で、ルヴァン杯はちょっと楽しみかも。
応援しようっと。
 

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